[すばらしいUAPふくろうの会の不思議アートのぞき箱普及活動]


ルーツはCUMOS ! ? !

2006年9月に学研大人の科学マガジンvol.13の取材がきっかけで「UAPふくろうの会」の不思議アートののぞき箱ワークショップ活動を知りました。UAPふくろうの会の代表は、万華鏡伝道師の園田高明博士(九州大学先導化学物質研究所)です。ふくろうの会では3年に渡り立方体万華鏡ワークショップを国内外で開催し、およそ5000人もの参加者が立方体万華鏡を完成していました。同時に仕組みのルーツを探していました。そして、名古屋と岐阜経由で福岡に伝わったそのルーツは1980年代に書籍や新聞雑誌の媒体に乗り、都内3カ所で販売もしていたCUMOSにあったのではないだろうか、と考えるのが合理的になってきました。

巧拙の隔てなく、どれも作品として成功するのがこの鏡箱三次元万華鏡のいいところです。誰でも自分なりの作品を作ることができるという意味で、
ユニバーサルアート(UAPであると、園田博士は定義されています。合わせ鏡により入れ子に繰り返す数理的な空間構図と、透過光による光の加算混合は濁らず透明な神秘を演出します。現在、私はUAPふくろうの会の活動趣旨に賛同し、一緒に活動しています。

☆今後のワークショップのお知らせは
CUMOS blogに掲示します。
☆各回の実施報告は
Workshop Reportこのカテゴリーのページに掲載していきます。
☆立方体万華鏡の作り方ページは
"How to make a Wonder Art Mirror Box "でご覧になれます。

UAP workshop001
4月
15日 江戸川区勤労会館でユニバーサルアートプロジェクトの「不思議アートのぞき箱」制作ワークショップが開催されました。UAPふくろうの会が開発した立方体万華鏡制作キットを使ったワークショップです。この日の主催は、江戸川総合人生大学子どもコースの山田志津子さんです。参加者は同コース学生の有志の皆さん、や江戸川学科、介護・福祉コースの仲間、幼稚園の園長先生、科学センターの先生、エコセンターの職員、子どもの様子を見るためにご家族の子ども達です。女子美メディアアート大学院生も3名参加しました。

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ファシリテーターはUAPふくろうの会代表で万華鏡伝道師の園田高明博士(九州大学先導化学物質研究所)です。
ヤマザキミノリは立方体万華鏡のぞき箱の発案者として初めて参加しました。
※今後のワークショップの予定は、next Workshop newsへ
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10cmの「不思議アートのぞき箱」三次元立方体万華鏡(数学者の中には、これこそ4次元を視覚化したものと評する人もいます。)のキットは6枚組のポリカーボネイト製ミラーで作ります。手順パンフレットに従って作業を進めます。のぞき穴側の3面を先に組み立ててから、パターン制作に取りかかります。カッターナイフや彫刻刀、それから除光液を綿棒に湿して青い保護塗装を溶かして、面的な採光窓を開けたりします。アルミニウムの真空蒸着法によるミラー面はミクロン単位の薄膜なので、比較的簡単に剥がれてしまい、ポリカーボネイトの透明板が見えるようになります。

線の傷や面の窓に適宜カッティングシートを貼り付けて、光の透過するデザインを作っていきます。パターンができたら、三面を組み立てて、のぞき穴側の三面と合体させて六面体の立方体万華鏡のできあがりです。所要時間は約1時間半から2時間ですが、皆さん集中して作業され、弛緩した時間はありません。

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UAPふくろうの会代表の園田高明博士は自ら万華鏡伝道師と名のり、国内外に精力的に伝導普及活動を展開しています。
昨年だけで
3000箱もの制作ワークショップが行われたそうです。
それぞれ完成した「不思議アートのぞき箱」を手に、参加者で記念撮影です。巧拙の隔てなく、どれも作品として成功するのがこの鏡箱三次元万華鏡のいいところです。誰でも自分なりの作品を作ることができるという意味で、ユニバーサルアート(
UAP)であると、園田博士は定義されています。
※今後のワークショップの予定は、next Workshop newsへ
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■ワークショップタイプの立方体のぞき箱とCUMOS


ポリカーボネートミラーで作るワークショップタイプの立方体万華鏡には、「のぞき箱」「ふしぎ箱」「鏡箱」「サイコロ型万華鏡」「ラビリンスボックス」「迷宮の箱」と様々な名前が付けられています。誰がいつからポリカーボネートミラー製のワークショップタイプを開発したのかを現在調査中ですが、それらはだいたい1990年代後半から普及していたようで、高校の数学や物理の先生方が教材に取り上げたところから始まっているようです。

代表的なワークショップタイプに岐阜の物理の先生方が組織された「のらねこ学会」があります。またそのルーツは愛知の高校の先生方の西三サークルがあり鶴原明夫さんが作られたホームページに教材としてのラビリンスボックスの詳細な組み立て図が掲載されています。これをベースに福岡の「UAPふくろうの会」園田高明代表(九州大学)がテープやカラーシートを組み合わせキット化して立方体万華鏡普及活動を展開されています。
現在、この経緯に関して、園田先生がまとめられ出版準備されています。

近年、検索サイトで「立方体万華鏡」や「鏡箱」と検索するとほぼ同じ仕組みのアイデア、同じような映像パターンで公開されているサイトを見る事が出来ます。ヤマザキの立方体万華鏡について引用を明記しているものは少ないのですが、1975年に発案して、新聞、雑誌や書籍さらにテレビで紹介され、関連4つの実用新案を取得し3000箱を販売してきた実績の経緯から、この仕組みは私のオリジナルであることをお伝えしておきたいと考えました。私の立方体ののぞき箱CUMOS(キューモス)はしっかりした精度を追求してほとんどアクリルの表面ミラー加工した特注板で作られていますので、ポリカーボネート製鏡箱とは一線を画しますが、原理は同じです。


☆今後のワークショップの予定は、next Workshop newsへ
☆立方体万華鏡の作り方ページは"How to make a Wonder Art Mirror Box "でご覧になれます。
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