Minori Yamazaki invented this 3D cubic kaleidoscope "CUMOS"
[polyhedral closed box kaleidoscope]
ヤマザキミノリの立方体万華鏡キューモスCUMOS
CUMOS120uni-3

What's new


●04/Sep/2008 '08 EURO Tour of Wonder Art Workshop
ヨーロッパ立方体万華鏡ワークショップ巡業報告です。
●13/Apr/2008
"How to make a Wonder Art Mirror Box "
写真アルバム「ぬいぐるみと一緒に立方体万華鏡をつくりましょう!」のページを追加しました。
42枚のスライドアルバムで、立方体万華鏡の作り方を解説しています。

●03/04/2008
CUMOS history FIRST CUMOSのページを追加しました。

●31/03/2008
立方体万華鏡 WORKSHOP report 実施報告を追加しました。

P1140410P1140410

●ヤマザキミノリが参加した光のイベント紹介です。
LIGHT de NIGHT 10X10 公式サイト http://www.bluemoment.jp/

CUMOS個展情報を追加しました。
四次元の立方体万華鏡CUMOS(キューモス)の点線面」 in Galeria VIVANT   ★詳細は、CUMOS Blog で!
日時 20071126()127() 11日間    無事好評のうちに終了いたしました。

Minori Yamazaki "Four Dimensional Kaleidoscope Cumos"


Minori Yamazaki first came up with the idea of this "four dimensional kaleidoscope" when he was a freshman at an art university, and has revived it now after 30 years. It was first introduced in the publication "Otona-no Kagaku vol. 13". An enormous universe is enclosed in the hand-size mirror box representing the mysterious coexistence of macro and micro. This exhibition introduces the structure of the cubic cosmos and a video documentation of the inside.

The four dimensional kaleidoscope "Cumos" is different from regular kaleidoscopes consisting of three mirrors. The original kaleidoscope was invented by British physicist Brewster in the early 19th century. After 200 years, Yamazaki added a new form of kaleidoscope with this invention and his utility model was officially approved in 1985.





立方体の覗き箱のはじまり

女子美術大学教授メディアアート学科 ヤマザキミノリ

1974年、私が東京芸術大学1年の時に「空間に増殖するユニット構成」という課題がでました。積木風の作品群が想像できたので、反対に箱一つで内部に無限増殖する仕組みを作ってみようと考え立方体万華鏡の誕生となりました。教授から評価され、様々な形態を試し受光の工夫やミラーの改良をしました。特別なピンホールカメラを開発し、面の中央や辺や角からのぞき見た写真が撮影できました。ちょうど朝日新聞に科学と芸術の間の取り組みを紹介する「遊びの博物誌」という記事があり、「サイコロ型万華鏡」として取り上げてもらい全国に紹介されました。これが私の創作の原点キュービックコスモスCUMOSです。1985年に実用新案特許も認められました。それから時を経て、プラスチックミラーを使ったワークショップの拡がりを知りました。「手のひらに乗る小さな箱に宇宙を閉じこめる」不思議な覗き箱である立方体万華鏡の再研究と普及が新しいテーマとなったのでした。
詳しくは
http://cumos.jp/about/page/history1.htmlをご覧ください。


不思議アートのぞき箱

              UAPふくろうの会代表 工学博士 園田高明

ヤマザキミノリさんのCUMOSがルーツと考えられる立方体万華鏡を誰が最初にプラスチックミラーを用いて作ったのか?これは今もって不明です。記録によると2001年に岐阜物理サークル http://www.straycats.net/ (通称「のらねこ学会」)の有志によって大分の「児童文学と科学読み物の会」に紹介された立方体万華鏡「迷宮の箱」の原型は、愛知県西三河地区の西三数学サークルhttp://www.sseisan-math.net/に所属する鶴原明夫さんのホームページで詳しく紹介されています。鶴原さんは1998年の数学教育協議会三沢大会で千葉の大野敏実さんの紹介で初めてこの万華鏡の存在を知ったそうです。もっぱら数学や物理教育分野の先生たちによって各地で紹介される中で、参加者の自由な発想による無数の工夫が加わって少しずつ進化している不思議な魅力を持った立方体万華鏡です。個性や文化の違いに関わらず万人が共感できるユニバーサルアートを用いた地球レベルの文化交流プロジェクトに積極的に参画しているUAPふくろうの会 http://uap-fukuro.com は、この立方体万華鏡を「不思議アートのぞき箱」と名づけました。2003年にUAPふくろうの会のワークショップを福岡で開いて以来、すでに1万個を超える立方体万華鏡が世界各地の老若男女の手で作られています。皆さんも立方体万華鏡を自分の手で作って不思議な世界をのぞいて見てください!



1974年、発想のきっかけとなった芸大一年時の課題内容と記念すべき第一号CUMOSの写真と
 当時使用していたスケッチブックのページを公開しました。→ 
FIRST CUMOSのページへ

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 やまざきみのり、山崎みのり、やまざき稔、山﨑ミノリ



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