銀座ギャラリー女子美での作品展について

2009年4月~9月 ドイツ研究滞在 
ヤマザキミノリ立方体万華鏡キューモス
ユニバーサルアートワークショップの記録展示 
          2010年開講 女子美術大学アート・デザイン表現学科 ヒーリング領域教授 ヤマザキミノリ     


 今から35年前、1974年に私が学生の時に考案した立方体万華鏡は今、ユニバーサルなアートとして日本国内のみならず世界へ広がろうとしています。 誰でも創作する喜びに触れることができる立方体万華鏡ワークショップですが、昨年に続き今年もドイツやポーランドのこども病院その他で活動する機会を得ました。長期入院のこども達や患者にとって、クリエイティブな体験は身体から沸き起こる治癒力を高めます。

70年代後半から80年代いっぱい、アクリルミラーを使った約3000箱のキューモスを手作りし販売してきました。新聞や雑誌でも取り上げられた”立方体ののぞき箱”は90年代から2000年にかけて、中学や高校の理数系の教材として現場発生的にポリカーボネートミラーを使ったタイプが開発されました。この薄くて加工しやすい仕組みのお陰で、既に二万人を超える制作者がいます。

特に熱心にワークショップ普及に取り組む九州大学工学部の園田高明先生が主宰するボランティア組織である ”ユニバーサルアートプロジェクトふくろうの会”の助力で、中国やドイツ、ポーランドにも足がかりを持つことが出来ました。会では、チャリティーで国内外のこども病院や福祉施設での実施を積極的に行っています。一人一つずつオリジナルののぞき箱を作るワークショップを通した人々との交流を紹介させていただきます。



ヤマザキミノリ略歴:
東京芸術大学大学院修士課程 構成デザイン修了。女子美術大学芸術学部メディアアート学科教授・大学院美術研究科教授。
2010年度よりアート・デザイン表現学科ヒーリング領域兼担予定。空間演出デザイン、ライトアート、パブリックアートのデザイン制作。大学一年の1974年に立方体内部を鏡貼りにした箱形万華鏡を発明。1980年に光の美繰(ビックリ)箱・CUMOS展開催以降、作品展・企画個展を多数開催。現在、空間演出デザインや立方体万華鏡ワークショップを通じたユニバーサルなアートメディアの研究に取り組んでいる。



■ドイツ研究滞在、立方体万華鏡ワークショップ実施記録

2008年
8月14日 ベルリン市   FEZ-BERLIN Kinder-Jugend und Familienzentrum FEZ-Zittyにて。
8月17日 チュービンゲン市Univarsitätsklinikum Tübingen Kinderklinikにて。
8月21日 ミュンヘン市  Spielstadt-mini-münchen2008 Olinpiapark 日本の部屋にて。

2009年
2月23日 チュービンゲン市Univarsitätsklinikum Tübingen Kinderklinikにて。

[以降サバティカル研究滞在期間]
5月20日 ベルリン市   フンボルト大学教育学部Lernwerkstatt  Dr.Hartmut Wedekindゼミナールにて。約20人参加。
6月4-5日  ベルリン市   Dr.Hartmut Wedekindゼミナール Entdekkendes Lernen Workshop にて。約10人参加。
7月19日 ミュンヘン市  ”KiKS: Kinder-Kultur-Sommer 2009” こどもと文化の夏フェスティバル Münchner Freiheiten内、
            日本文化交流テントにて。20組参加。
8月  8日 ミュンヘン市  Familie Weck邸にて(ホームステー先)。約8組参加。
8月19日 ミュンヘン市  語学学校 München TANDEMにて。約12組参加。
8月26日 ミュンヘン市  Klinikum Schwabing Münchenの小児病棟にて。
8月27日           ※ミュンヘンからハンブルクへ移動中の国際特急車内にて。
8月29日 シュベリーン市 Helios Kliniken Schwerin. Carl-Friedrich-Flemming-Klinik Haus18にて。
8月30日 ポズナン市   ポーランドブリジストン社の参加者とマグダさん宅にて。
8月31日 ポズナン市   IZABA PRZYJEC ODDZIAL CHIRURGII 救急病棟小児科にて。
9月  1日 コットブス市  Carl-Thiem-Klinikum Cottbus  Klinik für Kinder-und Jugendmedizinにて。


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